■小谷野敦『『こころ』は本当に名作か』の判定基準:本当に面白いのか
1 文学の古典リスト 小谷野敦『『こころ』は本当に名作か』を読むと、少し安心するところがあります。ハロルド・ブルームの「西洋のキャノン」という文学の中の古典を扱ったベストセラーを翻訳する代わりに、自分で日本人…
1 文学の古典リスト 小谷野敦『『こころ』は本当に名作か』を読むと、少し安心するところがあります。ハロルド・ブルームの「西洋のキャノン」という文学の中の古典を扱ったベストセラーを翻訳する代わりに、自分で日本人…
1 言葉の当てはめ 日本語の文法について、だらだらと思いつきを書いています。もうすでに、中核部分は10年以上前にできていましたが、思いつきを書いてみようと思いました。それをしてから、コンパクトにまとめる方がい…
1 我妻栄「私の試験勉強」 多くの分野で、定番といってよい基本書というものがあります。一冊ではないかもしれませんが、読むべき本があるはずです。憲法ならば、現在でも芦部信喜の本なのかもしれません。この本と伊藤正…
1 8月18日「図解講座」開催 8月18日に図解作成講座を行います。新型コロナの新規感染種が多いのにもかかわらず、参加される方がたくさんいらっしゃるのはありがたいことです。私の方も楽しみにしています。今まで何度…
1 臨床例・裁判の判例としての歴史 論語のすぐれた入門書である『論語抄』を書いた陳舜臣が、『歴史から今なにを学ぶか』でも、優れた歴史観を示しています。この本を再び手に取ったのは、『論語抄』からの連想でした。こ…
*連載本文はこちら 1 通用しない通説の説明 ①「月はきれいだ」と②「月がきれいだ」について、原沢伊都夫が『日本人のための日本語文法入門』で解説しています。[「~は」は主題を表し、「~が」は主語を表…
1 哲学者ヒュームの『英国史』 『歴史から今なにを学ぶか』にある渡部昇一の「私の考える歴史、そして日本人」は注目すべき講演録です。歴史についての考え方のエッセンスがここで語られています。渡部はデービッド・ヒュー…
1 二冊の名著 桑原武夫の『論語』は名著です。前回触れました。この本と陳舜臣『論語抄』があれば、『論語』の入門書はいらないかもしれません。はしがきで陳は[『論語』をぜんぶ読むことは、ふつうの人には無理ですし、…
1 全体構想を作らないブログの形式 いま日本語の文法について、継続的に思いついたままを書いています。ブログを書いていたときのように、感じのまま特別に全体構想を作らずに、一旦、自由に書いた方がよいかなという気がし…
1 考えることは簡単なことではない 木田元は哲学の学者として、田中美知太郎の後、圧倒的な存在の人でした。たくさんの魅力的な文章を書いています。夏バテ気味で、寝ている時間が多かったので、ふと思い立って『新人生…